学ぶということはいつも自発的で能動的でなければいけません。他人から押しつけられても、決して本当の知識あるいは知恵として身につくことはないのです。私たちは教室という指導現場で子どもたちとコミュニケーションするなかで、子どもたちが自ら考え、表現することができる逞しい子どもたちに成長するよう、手助けをすることに何よりも心を配っています。受験会場に入っていけるのはたった一人、お子さまだけなのです。私たちは子どもたちの自立を何よりも大切に考えています。
私たちサピックスの指導法およびシステムは、子どもたちが能動的に学習に取り組み、しっかりとした学力を身につけることを目標に、授業、教材、テスト、カリキュラム、クラス編成などすべてにおいて最善のものを提供しようと考えられたものです。子どもたちの『思考力』『記述力』を養成するために、たくさん考え、たくさん感じ、たくさん表現することを主眼に、講師の一人ひとりが教授法や教材開発に日々研鑽を重ねています。
中学受験は12歳の春に訪れるたった一度の機会です。そのための準備期間も年々長期間になりつつあります。その間の保護者の皆様のご心配は、家庭学習、進路問題のみならずさまざまおありだと思います。子どもたちも、大人になることへの不安を持つ微妙な年代ですし、受験勉強そのものに悩むことも少なくありません。そうしたときには、私たち担当の講師ばかりでなく、教科・学年あるいは校舎のあらゆる教職員が、そうした保護者の皆様の不安にていねいに対応できるように努力をして参りますので、どうかお気軽にご相談ください。
受験という壁を乗り越えることで親も子どもも成長できることを、私たちは保護者の皆様とともに長年の経験から学んできました。将来、中学受験をふり返ったとき、すばらしい経験だったと自信を持って言えるように、私たちサピックスは皆様の心強い伴走者、パートナーとして力を惜しみません。
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サピックスには、私がたいへん誇りに思う良き伝統があります。それは、生徒どうしの連帯感がとても強いことです。自分だけ合格すればよいというのではなく、みんなで乗り越えていこう、という雰囲気に包まれ、生徒たちは、ライバルというよりも同志。お互いに切磋琢磨しながらみんなで合格しようという意欲にあふれています。
サピックスの実績を見て、サピックスでは子どもたちにたいへんな勉強を強いているのだろうとご心配をなさる方がいらっしゃるかもしれません。たしかに生徒たちはみんな、一生懸命に勉強しています。しかし、決して無理やりさせられているわけではありません。つらいことや苦しいことを進んでやる子どもはいないからです。
本来、学ぶことは、楽しいことなのです。わかること、知っていることがどんどん増えていくことは、自分の世界が広がるわけですから、とてもうれしいことなのです。学習するのが楽しく好きになれば、自分からどんどん学ぼうとします。サピックスでは、子どもたちの興味や関心を引き出し、目標に向けて自分の力が高まっていく充実感を生徒自身が感じ取り、意欲を持って取り組める学習環境を整えてあげることを最も重視しています。
保護者の皆様にとっては、お子さまの知識が増えたことよりも、自分でものごとを考えるようになったと感じたとき、我が子の成長を実感し、最もうれしく思われるのではないでしょうか。
自分で考えて問題が解けたとき、わからなかったことがわかった時の感動や喜びを数多く経験してほしいのです。この経験の積み重ねが、結果的に中学入試で合格する能力を育むベースになってくるのではないでしょうか。
皆様には、学ぶことを大いに楽しんでほしいと思います。そして、学んだことをきちんと定着させていくために、繰り返し学習する習慣を身につけてください。サピックスで学んだことや取り組む姿勢が、将来の皆様の財産となることを願っています。
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