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「ピグマキッズくらぶ」 なんでも質問箱

−No.20− さぴあ2001年7月号に掲載

小学校での学習進度とピグマの進度がちがい、勉強が思うように進まないのですが?
 ピグマシリーズのテキストは必ずしも学校の教科書に合っていないので、学校ではまだ習っていない内容が、ピグマで出てくることもあります。そんな時、子どもはなかなか理解できず、問題を解くのに苦労しているようですが、どのように対応すればよいでしょうか?


ピグマの学習を学校の復習として使うか、予習として利用するかは、お子様に合わせた方法で

  ピグマシリーズのテキストは学校の教科書に準拠しているわけではありません。それぞれの学年でお子様がぜひ理解しておくべき概念は何か、というようなことを考慮して、独自のカリキュラムを組んでいます。また、ピグマではそれぞれの学年のお子様にふさわしい思考力問題や記述問題なども取り入れています。
 最近の中学入試の算数では、いろいろ試行錯誤しなければならない問題や、考えられるすべての場合をていねいに数えなければ解けない問題などもよく出題されています。そのような問題にも徐々に慣れていけるように、単純な計算問題ばかりでなく、各学年のお子様に応じた思考力を必要とする問題も用意しているのです。このような問題は、市販の低学年向けの問題集ではまず見られない、ピグマシリーズならではのものといえます。また国語でも、入試では自分の感じたことや考えたことを自由に記述しなければならない問題が多く出されています。そのことを意識して、ピグマでは自分で自由に文を作る問題を毎月用意しています。
 このような編集方針のため、学校の教科書と合わない部分はどうしても出てきてしまいます。また、教科書によっては、学習項目の出てくる順番が前後している場合もあります。そのため、テキストや父母用指導書は、それぞれの学習項目について、学校ではまだ習っていなくてピグマで触れるのが初めて、というお子様にも十分理解できるものにすることを心がけて編集されています。また、各月の号ごとに予備知識がなくても取り組めるように編集しています。
 国語の場合、ピグマでの勉強の内容は、毎月いろいろな物語文や説明文を読むことや、なぞなぞや言葉の遊びを通して、言語感覚を養ったり、語彙を増やしたりすることが目的の中心となりますから、教科書に合っているかいないかは、あまり問題にならないと思います。
 問題は算数の場合でしょう。算数は積み重ねの科目です。段階を踏みながら徐々に高度な内容に進むことが多いため、あることがらが理解できないと、次に進めない単元や学習項目が出てくるケースはあると思います。また、一度習ったことがらでも、しばらくたつと忘れてしまい、次に進むことが困難になってくることもあります。そのため、算数の学習はくり返し勉強を積み重ねて定着させていくことが必要なのです。
 もし、学校ではまだ習っていない学習項目がピグマで出てきて、お子様がなかなか、問題に取り組もうとしない場合の対処法ですが、そこはとりあえず先送りする、という方法がまず1つあると思います。そして、学校でその単元を学習した後で、復習の意味でピグマのその部分を学習するのです。この場合、テキストはきちんと整理しておき、必要なものはいつでも取り出せるようにしておかなければなりません。

 もう1つ、学校ではまだ習っていないことでも、ピグマで出てきたら例題を見ながら学習を進めていく、という方法もあります。その場合、学校でまだ習っていないことをやるのは嫌がるお子様もいることでしょう。そのようなお子様の場合、「できなければ叱られる」というような気持ちもあるのではないかと思います。しかし、お子様はこれからより高度な勉強をしていかなければならないわけですから、難しい問題を敬遠したり、新しいことにチャレンジするのを恐れるような姿勢ではいけません。
 ですからお母様方は、「初めてやることなんだから、わからなくて当たり前よ。それをわかるようにするためにピグマをやるのよ」というように、お子様が気軽に取り組めるような言葉をかけてあげていただきたいと思います。そして、もしできなくても、それをきつく注意したりはなさらないでください。まずはお子様1人にテキストを取り組ませてみて、理解できないことやひっかかることがもしあれば、お母様やお父様が父母用指導書を参考にされた上で、アドバイスをしてあげるのが良いでしょう。もし、学校ではまだ習っていない単元を、お子様が1人で理解し、問題が解けた場合は、大いにほめてあげてください。ほめられることでお子様はいっそうやる気を出すでしょうし、そのように「やればできる」という経験を重ねることが、これから、未知のことを学習していく上での自信になるのです。
 ピグマキッズくらぶには、こんな嬉しい声も寄せられています。例えば、「子どもの学校が使用している教科書ではまだ習っていない単元が、先にピグマで出てきた時、子どもはわからなくて、悔しさのあまり泣き出してしまうほどでしたが、それでもがんばってやりました。そのかいがあって、学校の授業で同じ学習項目が出てきた時、子どもは『すらすらわかって楽しかったよ』と言って、喜んで帰ってきました」というものです。
 ですから、お子様が嫌がらないようであれば、たとえ学校でまだ習っていないことがらが出てきても、ピグマで先に学習してしまう、というやり方をお勧めします。しかし、無理にやらせようとするのはいけません。お子様によっては、学校でしっかり学習した後に、ピグマで復習する方が合っている場合もあります。それぞれのお子様に合った方法で、学習を進めていくようにしてください。