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「ピグマキッズくらぶ」 なんでも質問箱

−No.22− さぴあ2001年8月号

ピグマサイエンスではどんなテーマを扱っていますか?
 ピグマでは1・2年生の場合、国語・算数のテキストのほかに、「ピグマサイエンス」という独自の教科があるとのことですが、とても興味があります。どのような内容を扱っているのでしょうか。小学校での生活科のようなものなのでしょうか?また、そのねらいについてもあわせて教えてください。


毎月のテーマは、生活に密着した内容から、最先端の科学技術にかかわる内容まで広い領域から選んでいます。遊びや体験を通して、知らず知らずのうちに「科学する心」を養うのがねらいです。

 ピグマサイエンスは、ピグマシリーズ独自の第3の教科です。小学校の教科でいえば生活科にあたりますが、ピグマでは、もっと広い学習領域を考えています。1年生と2年生が対象で、各学年とも、私たちの生活に密着したものから、最先端の科学技術に深くかかわるものまで、低学年のお子様の興味・関心を引くようなテーマを毎月1つ選んで取り上げています。どちらかというと理科的な内容が多くなっていますが、環境問題に関連したものなど、一部社会的な内容までを含んでいるものもあります。具体的な月ごとのテーマとしては、1年生では「目のはたらきとさっかくのふしぎ」「きょうりゅうのひみつ」「ひかりとかがみ」、2年生では「太陽エネルギーとわたしたち」「ミクロのせかいをたんけんしよう」「星座をかんさつしよう」などがあり、さまざまな分野に渡っていることがおわかりいただけるかと思います。
 ピグマサイエンスでは、知識を詰め込むことが目的ではありませんので、お子様がもし難しいと感じるようであれば、興味をひかれたところだけを拾い読みするだけでも構いません。あくまでも楽しみながら科学の世界に親しみ、大きく目を広げていただくということが第一のねらいです。
 その点、テキストは全ページカラー印刷で、イラストを多用しているので、紙面に登場するキャラクターたちといっしょに、科学の世界を楽しく探検することができるはずです。また、「できるかな?」や「きみに挑戦!」などのクイズのコーナーもあり、遊び感覚で学ぶことができると思います。
 また、ピグマサイエンスでは、テキストのほかに毎月そのテーマに合った学習キットが添付されているのが大きな特長です。2つの教材を使って、1つのテーマについていろいろな角度から学習に取り組めるようになっているのです。キットにはいろいろなものがありますが、科学的な実験ができるおもちゃの場合もあれば、顕微鏡キット(マイクロスコープ)のように何かを観察するのに役立つものもあります。ヒマワリやトリオップスなど、植物や小さな生物を実際に育ててみるといったキットもあります。毎月教材が届くと、真っ先にキットを開けてみる、というほど楽しみにしているお子様もたくさんいるようです。

 そして、テキストもキットの使い方の単なる説明に終わることなく、その月のテーマに沿った読み物として、最新の科学のトピックスなども織りまぜながら、子どもたちが科学的なものに対する好奇心を大きくふくらませることができるように編集してあります。
 理科の学習は、まず疑問を持つことから始まるといってもよいでしょう。机に向かって教科書や参考書に書かれている内容を丸暗記するような学習では、理科の本当のおもしろさを知ることはできません。ですからキットを活用して、どんどん実験をしてみたり、実物を観察したりしてみていただきたいと思います。科学の世界の不思議にたくさん触れて、たくさん疑問を持ってほしいのです。そのような経験を重ねることで、知らず知らずのうちに科学的なものの考え方が身についていくものです。それが本質的な概念の理解へとつながっていくのです。
 また、キットの中には、工作をするものも少なくありませんが、自分の手を動かして何かを作り上げること、そんな体験の1つ1つが、お子様にとっては感動の連続なのです。サイエンス学習キットは、そのような貴重な体験をするきっかけにもなるでしょう。
 低学年のお子様には、本人はもちろん、まだ周囲の人も気づいていないような可能性が眠っています。ピグマサイエンスでは、毎月いろいろなテーマを取り上げていますから、どんなお子様にとっても、その中に強く興味をひかれるものがきっとあることでしょう。「うちの子は理科が嫌い」などと決めつけず、いろいろなものを見せてあげることによって、お子様に未知の可能性が開けるかもしれません。ピグマサイエンスがその一助となれば幸いです。

 

(−No.22− さぴあ2001年8月号掲載)