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「ピグマキッズくらぶ」 なんでも質問箱

−No.30− さぴあ2001年12月号

テキストの問題は最初から順番に解いていかなければいけないの?
 子どもはピグマシリーズをやる時、必ずしも1ページ目から順番にではなく、おもしろそうだと感じた問題から始めています。やる気があるのはとても良いのですが、基本的な問題をとばして応用問題から解いていたりすることもあり、苦労しているようです。やはり問題は1ページ目から順番に解いていくべきなのでしょうか。


お母様はお子様の学習内容を把握して、もしつまずいた時は、基本的な問題に戻るよう促してあげましょう。

 ピグマシリーズに限らず、問題集というものは、絶対に順番通りに解いていかなければならない、ということはありません。ですから、たとえ順番通りにやっていなくても、お子様が進んで勉強に取り組んでいる時に、何が何でも順番にやりなさいと指導するのは、せっかくの意欲の芽をつむようなものです。
 しかし、すべてをお子様まかせにしておいてよいかというと、決してそんなことはありません。やはりお母様は、お子様が今テキストのどの部分を学習しているのか把握して、いつでも適切なアドバイスを与えてあげられるようにすることが必要です。国語の場合は、お子様がおもしろいと感じた文章から取り組む、というようなやり方をしていても、それほど問題はないでしょうが、算数の場合、テキストは学習する順序をかなり考慮して編集されています。まず基本的な問題を解いて、そこで考え方を身につけてから、より複雑な問題へと進んでいく、というのが学習の流れです。ところがそれが前後してしまうと、つまずいてしまう可能性は高くなります。そんな時、お母様方がどのように対応してあげるかによって、学習効果は大きくちがってきます。
 ピグマシリーズのテキストは、基本的に見開き2ページ単位で構成されています。そして、その中では、同じような考え方を利用して解く問題を扱っていますが、1番よりは2番、2番よりは3番の方が、問題の条件も複雑になり、解くためにはより高度な考え方が必要になります。1番は比較的素直に解ける問題が多いのに対し、2番や3番の問題は、より発展させたり、少し角度を変えた出題になっていることが多いのです。つまり、1番をとばしていきなり2番の問題を解こうとすると、つまずいてしまう可能性が高いということになります。先に1番を解くことによって、2番を解くために必要な考え方が身につき、無理なく2番も解いていけるというしくみになっているわけです。どの学年のテキストも、基本的にそのような考え方でつくられています。
 しかし、お子様にとっては、単純な問題よりは複雑な問題の方が、イラストなどを見ても何となく楽しそうに見えるため、結果的に難しい問題から解こうとしてしまう、ということもあるでしょう。それでもすらすら解いていけるようでしたらよいのですが、もしつまずいてしまうようなら、お母様方が適切なアドバイスをしてあげなければなりません。ですから見開き2ページの中で、お子様が難しい方の問題から先に解いているようなら、「まず、こっちの問題をやってみてから次に進もうね」というように声をかけて、基本問題に戻ってみるように促してあげてください。
 あるいはもっと極端な場合、つまずいている問題の直前の数ページをとばしてしまっているということもあるでしょう。たいていはその数ページで、つまずいている問題を解くために必要な考え方が示されているものですから、とばす前のところまで戻るようご指導ください。算数の場合は、あまり手当たり次第にやるよりも、ある程度順番通りに進めていった方が学習効果が高いということはいえます。ですからテキストの学習内容によって多少前後することは構いませんが、同テキスト内に同内容の学習がある場合、なるべくテキストの流れに沿って進めていった方が望ましいでしょう。

 

 

 

 

(−No.30− さぴあ2001年12月号掲載)