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1・2年生の希望者を対象としたピグマサイエンスは、ピグマシリーズ独自の第3の教科です。小学校の教科でいえば「生活科」に当たりますが、ピグマでは、その学習領域をもっと広くとらえています。できる限りいろいろなことがらに触れることで、お子様の興味・関心の幅を広げていただきたいと願っているからです。したがって、テキストでは、身の回りのことに密着した内容から、最先端の科学技術の一端に触れるような内容までを取り上げています。
中には理科的な内容から発展して、社会科的な内容につながるものもあります。たとえば2年生7月号の「紙を作ろう」では、紙のなかった時代はどうしていたかという歴史的なことがらにも触れていますし、再生紙についても取り上げ、環境問題への関心もうながす内容となっています。また、2年生9月号の「太陽エネルギーとわたしたち」では、水力・火力・原子力から風力・波力・地熱までいろいろな発電方法にも触れており、エネルギー問題にもつながる内容となっています。
このように、毎月のテーマの中には1・2年生にはやや高度と思われる内容もあります。しかし、ピグマサイエンスは知識を詰め込むことが目的ではありませんので、そういう場合は、お子様が興味を持ったところから拾い読みする程度でもよいと思います。それだけでも大きく視野が広がり、知らずしらずのうちに、科学的なものの見方が身についてきます。
ピグマサイエンスのテキストも算数・国語のテキストと同様、全ページカラー印刷で、イラストや写真がふんだんに使われています。「できるかな?」や「きみに挑戦!」などのクイズコーナーもあり、そこでおもしろいトピックスなども取り上げています。毎回テトラくん、けんくん、りかちゃんのキャラクターも登場するので、一緒に楽しく科学の世界を探検できると思います。
テキストだけでなく、毎月そのテーマに合った学習キットが添付されているのもピグマサイエンスの大きな特長です。テキストとキットの2本立てで、1つのテーマに多角的に迫ることができるようになっているのです。キットにはいろいろなものがありますが、科学的な原理を応用したおもちゃなどが多くなっています。
そのほか、双眼鏡やマイクロスコープなど何かを観察するために役立つキットや、ヒマワリやトリオップスなど、植物や小さな生物を実際に育ててみるというキットもあります。
キットの中には、「恐竜の骨格組み立てキット」などのように、工作のできるものもあります。たとえ簡単な工作であっても、自分の手を動かして物を作り上げるという体験は、お子様にとって大きな感動につながります。親子で一緒に取り組んでみれば、親子の良いコミュニケーションにもなるでしょう。
理科の学習は、まず疑問を持つことから始まるといえます。教科書や参考書に書かれている内容を丸暗記するだけの学習では、理科の本来のおもしろさを知ることはできません。机に向かっての学習だけでは不十分で、実験したり実物を観察したりすることはぜひとも必要です。ですから、キットを活用してどんどん実験をしてみたり、身近なものを観察してみたりしていきましょう。そうすれば、いろいろな発見や感動があるはずです。そのような実体験を通して得た知識は、体験に基づかない知識よりはるかによく身につくものです。ピグマサイエンスが1つのきっかけになって、このような体験を多く積み重ねていれば、それは必ず高学年での学習に生きてくるでしょう。
中には「うちの子は理科が苦手なので…」という方もいらっしゃいますが、お子様の中には周囲の人ばかりか、本人自身もまだ気づいていないような可能性が眠っているかもしれません。それを引き出してあげるためにも、「理科が苦手」などの決めつけはよくありません。ピグマサイエンスでは毎月いろいろなテーマを扱っていますので、どんなお子様にも、その中に強く興味を引かれるものが何かあるのではないかと思います。まずは、お子様にいろいろな出会いを与えてあげることが必要なのではないでしょうか。そして、お子様が興味を示したら、そのテーマに関する子ども向けの図鑑などで一緒に調べたり、博物館などに連れていってあげたりすると、お子様の興味はより深まり、目を輝かせて学習に取り組むようになるでしょう。
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