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低学年のお子様にとって、紙の上に並んでいる文字から具体的なものごとをイメージすることは、大人が想像する以上に難しいことです。このことは、大人が初めての外国語を学習する場合を考えてみればわかります。文字を見て、それが意味のある言葉や文に見えてくるまでは、かなりの時間がかかるでしょう。
だから長文読解問題に取り組む時には、いきなり文章を読ませるのではなく、まずはテキストを見ないで、添付されているテキスト朗読CDだけを聞いてみるようにしましょう。この時点でどういうお話なのか、全体の流れが把握できます。
次に、CDを聞きながらテキストの文章を目で追ってみましょう。そして最後に、CDなしで文章を読んでみてください。このように段階を踏んで取り組むことで、徐々に抵抗感をなくしていくことができます。
CDをあまり活用していないという方もいらっしゃるようですが、音声というものは、一瞬でも他のことに気をとられていると聞き取れないものです。ですから、テキストを見ないで朗読を聞くことで、集中力が養われるという効果もあります。ぜひ積極的に活用してください。
設問への取り組み方についてですが、「ピグマ図書館」の物語文では、1つの文章が数ページにもわたることがあり、設問も十数問あります。長文を読むことに慣れていないお子様には、一度に全部の設問を解くことは難しいかもしれません。そういう場合は、文章を区切りのいいところで分けて、2〜3日かけて問題に取り組むのも1つの方法です。
また、設問の中には、帽子のマークのつけられた「チャレンジ問題」もあります。これはやや程度の高い問題なので、初めて文章を読んだときは飛ばして、もう1度読んで復習するときにやるようにしてもよいでしょう。このチャレンジ問題は、お母様もお子様といっしょに考えるようにすると、お子様も学習を進めやすいでしょう。
また、文章を理解せずに読み飛ばしてしまうことがあるというご相談も寄せられることがあります。その原因としては、読むのが面倒だからということが第一に考えられます。そこで、初めは短時間でもかまわないので、お子様を問題文に集中させるようにしていきましょう。そのためには、登場人物や場面について、一つひとつお子様といっしょに確かめていくことなどが有効です。
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