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「ピグマキッズくらぶ」 なんでも質問箱

−No.81− さぴあ2004年6月号

子どもは問題を解いても見直しをしないのですが?

 子どもはテキストの問題を解いても解きっぱなしで、見直しをする習慣がついていません。そのためか、つまらないミスをしていることが多く、もう少しで正解なのに惜しいと思うこともあります。もっとていねいに問題に取り組むよう導いてあげるにはどうすればよいでしょうか。


 まず、なぜ見直しが必要なのかをお子様にしっかり認識させる必要があります。よくできた時にはほめてあげることで、お子様の動機づけを高めるようにしましょう。

 低・中学年の子どもの多くは、自分から見直しの大切さを自覚して、意識して直そうとはなかなかしないものです。それでも、つまらないミスのために、あと少しのところで満点が取れず悔しい思いをしたというような経験があれば、お子様も見直しの大切さがわかるようになると思います。ですからお子様がよくできた時には、お母様、お父様がほめてあげることがとても良い動機づけになります。お子様は次も良い成績を取ろうとがんばるでしょう。
 たとえお子様の出した答えに間違いがあっても、お母様、お父様はそれを見つけてお子様を責める前に、今までと比べて進歩したところをほめてあげるように心がけてください。長い目で見れば、物でごほうびを与えるよりも、ほめることで精神的な動機づけをするほうが効果がありますし、お子様も大きく伸びるものです。
 もちろん、ほめるばかりでなく、直すべき点がある時は注意する必要があります。問題はその注意の仕方です。まず良いところをほめた後に「こういうことに気をつければもっと良くなるね」という声のかけ方が理想です。そうすればお子様も、問題を一度解き終えたら見直しをして、自分なりに完璧だと思う答えを出してから、お母様に見せようとするようになるでしょう。
 どのような点に注意して見直しをすればよいのかということは、問題によっても違います。計算ミスなどをしていないかチェックするのも良いのですが、もっと重要なのは、「この問題では何を聞かれているのか」をもう一度確認することです。たとえ計算ミスがなかったとしても、求めるべきものを取り違えていては、正解に至ることはできません。だからもう一度問題文を読み、何が問われているのかを再確認するようにしましょう。
 特に算数では条件の複雑な問題が多く、解くことよりも、問題文の意味を正しく把握することの方が難しい場合もあります。ピグマではお子様にたくさん頭を使っていただきたいからこそ、そのような問題を毎月、たくさん用意しています。特に意味を取り違えやすい問題では、例を示したり、ピコなどのキャラクターにポイントを言わせたりして、お子様が正しい筋道で考えを進めていけるよう配慮していますので、見直しの際にはそれも参考にしてください。

(−No.81− さぴあ2004年6月号掲載)