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「ピグマキッズくらぶ」 なんでも質問箱

−No.84− さぴあ2004年7月号

図形の問題についている展開図などの付録は、実際に組み立ててみるべきか?

 ピグマの図形の問題には、その図形を実際に操作しながら考えることができるように、展開図などが印刷された厚紙が付録として添付されていることがあります。これは紙面だけで考えてどうしても解けないときのためのものなのでしょうか。それとも頭の中だけで考えて解けそうでもやはり組み立ててみて、手を動かしながら考えるべきなのでしょうか。


 実際に手を動かして図形を操作してみる経験は、図形感覚を養ううえでどうしても必要です。ぜひ、付録を有効に活用してください。

 紙の上に描かれた見取り図や展開図から立体をイメージするには、かなりの慣れが必要です。このような空間把握能力は、最近の中学入試ではまさに不可欠なものとなっているので、ぜひとも低学年のうちに、なるべく多くの図形に実際に触れ、図形感覚を養っておきたいものです。そのためにピグマでは図形問題を多く取り入れ、またそのような問題を考えるのに役立つさまざまな付録も添付しているのです。
 たとえば3年5月号に載っている「道はつづくよグルグルと」は、立方体の展開図に道や線路がえがかれていて、組み立てたときにその道がうまく1本につながるものはどれかを選ぶ問題です。このような問題を解くには、頭の中だけであれこれ考えるより、まず手を動かしてみることです。3年5月号にはこの問題を考えるための付録として、テキストに載っている展開図と同じものを印刷した厚紙がついているので、これを実際に切り抜いて立方体を組み立ててみれば一目瞭然です。
 また、たとえ頭の中だけで正解が出せたとしても、本当にそうなるかどうか、実物を操作してみて再確認することはとても有益です。実際に操作しているうちに、展開図のうちのどの頂点や辺がくっつくのか、感覚的にわかるようになり、頭の中だけで考える場合にはどうしたらよいかというコツも身につきます。実際の図形を操作した経験があるからこそ、頭の中だけで図形を操作することもできるのです。
 もちろん日常生活の中にも、図形の学習に役立つ素材はたくさんあります。ぜひ積み木や折り紙など、立体思考を養うのに役立つ遊びなども取り入れながら、お子様の思考力を伸ばしていきましょう。

(−No.84− さぴあ2004年7月号掲載)