ミドルコースS 講座レポート
「環境野外学習」
〜 里山から学ぶeco〜

2013年11月30日(土)

ミドルコースは、実験や見学を通じて、学びを深める4年生の講座です。 埼玉県環境科学国際センター内の施設「生態園」を利用して“里山とは何か”を学びました。

授業風景

外の樹木が見える教室で、画像を見ながら里山についての授業を受けます。

里山って山じゃないんだ!

  • 里山とは
  • 里山の持続的利用

野外学習

いよいよ里山見学に出発。田んぼ、雑木林、竹林、炭焼き小屋、水車などを見て回りまわります。秋の里山では、堆肥に使う落葉の層や木の実を確認。また、花の時期とは全く違い青々としげるヒガンバナの姿や、産卵直前のカマキリなどを目にすることもできました。

  • 里山見学
ただ、回っているわけではありません。
だれか、とってください!
何が見える?
  • ワークシート記入

各スポットでは、ボードを使った詳しい説明を聞き、各自ワークシートを利用してレポートを作成しました。

竹細工に挑戦!

再び屋内に戻り、里山のめぐみである綿や蜂の巣、イネ、何種類もの木材や炭などを観察しました。

  • 里山のめぐみ(実物)観察
  • 竹細工のフォトフレーム作成

里山のめぐみである竹を使い、あみこみ技術を体験しながらフォトフレームを作りました。あみこみは、組み方さえ覚えてしまえばかごなどにも応用できる昔ながらの技術です。

こうかな? あってる、あってる

都会にすむ子供たちにとって、なかなか理解しづらい里山でしたが実地見学や昔の技術に取り組むことで、里山とはどんなもので、そこにはどんな人間の知恵があったのか、また、人が手を入れることによって成り立つ環境もあり、保全する意義があるということを実感していました。