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数への興味関心
2025.11.04
サピックス小学部 算数科
算数が得意な子の特徴の一つとして、「数への興味・関心が高い」というものがあります。
入試問題でも特徴的な数は題材となりやすく、例えば、2025は、45番目の平方数であり、九九表の数値の合計であり、立方数を1から順に9つ足した合計であり、と面白い性質をいくつも持つ数で、2025年度の入試ではたくさんの学校で題材となりました。
ここまでで、「面白い??」について若干モヤモヤした方もいらっしゃるとは思いますが、西暦については、入試で扱われるのが定番となっていますので、「面白いか面白くないか」はともかく、自分の受験する年度の数については、直前期に一通り確認しておくとよいとは思います。
さて、
数への興味・関心が高い子は、常に数から想像できることに思いをめぐらせているようです。
例えば、
36なら、平方数で約数が多くて便利で素敵な数だな、
とか
37なら、素数で、しかも3倍すると111というキレイな並びになる素敵な数だな、
とすると、36と37をかけると、
36×37=12×3×37=12×111になるから1332か!
という感じ(のよう)です。
もしご自身のお子様にこの傾向がある場合、算数としては大変喜ばしいことなので、問題文中に出てくる数値に反応して、なかなか解き進めていかないことがあったとしても、にこやかに見守っていただければと思います。