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正しく持つ
2026.03.30
サピックス小学部 算数科
2026年度入試の算数の問題を見ていて、いよいよ重要になってきたなと思ったことがあります。それは「正しく持つ」です。なにを?って、もちろん鉛筆(筆記用具)をです。
ここ数年、定規を使えるか否か、方眼(ドット)があるかないかによって、解き心地が大きく変わる問題がじわじわ増えていましたが、今年度は、そのような問題が一層増えたように思います。中学受験で定規が使える学校は実は少数派で、ほとんどの学校が定規使用不可です。そして、小学生にとって、定規なしで真っ直ぐに線を引くという作業は決して簡単なことではありません。
「きちんと図をかく」とか「見やすい図をかく」とかアドバイスを聞きますが、そうしようと思っても、真っ直ぐに線を引けないから上手くかけないで困っている子、少なくありません。もちろん、手指の発達には年齢による差や個人差があるので、一概には言えない面もあるのですが、授業中見ていると、真っ直ぐに線を引けない子は、そもそも正しく鉛筆を持てていない、握り持ちや挟み持ちをしていることが多いように思います。
何事もそうですが、「きちんと」「ていねいに」の前に、「正しいフォームで」が重要なんだなと、あらためて感じた2026年度入試でした。