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言葉の知識を身につけるには?~前編

2026.05.07

サピックス小学部 国語科

言葉は、「暗記する」だけでなく、「使い方を理解する」ことが大切です。

たとえば、「泣き面に蜂」という言葉を学習するとき、「泣き面に蜂=不幸のうえに不幸が重なること」と、言葉と意味をセットで覚えるお子様が多いようです。
覚えることは大切ですし、その学習方法自体は間違っているわけではありません。
この場合、

問い
泣きっ面に□ …(意味)不幸の上に不幸が重なること
□にあてはまる言葉を答えなさい。

という問いに対し、多くのお子様が「蜂」と正しく解答できます。
では、次のような問題はどうでしょう。

問い
「ピアノの発表会で大失敗した上に、帰宅後に熱が出てしまった。」
このような状況を表すことわざを答えなさい。

以前、5年生の授業でこの問いを投げかけたことがあるのですが、解答まで想像以上に時間がかかりました。言葉としての知識は身についているのに、「使いこなせていない」のです。

言葉の学習は、赤いシートで言葉を隠して意味を覚えるという単調な作業になりがちです。その学習も効果はあるのですが、上記のように言葉を活用していく上では、意味だけでなく例文をきちんと読み、正しい使い方を学習していくことが大切です。その言葉を用いた例文を自作してみるのもよいでしょう。