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言葉の知識を身につけるには?~後編

2026.06.08

サピックス小学部 国語科

前回、ことわざや慣用句に代表されるような、「中学入試に必須の言葉の知識」についてのお話をしました。今回は、「参考書だけでは身につけづらい言葉の知識」についてお話ししたいと思います。

近年の入試問題では「足枷になる」「揶揄」といった言葉が、語注がつけられることなく文章に掲載されていました。受験生に高い語彙力を求められていることがうかがえます。
これらの言葉を、小学生の世界だけで習得するのはかなり難しいでしょう。小学生が「君はチームの足枷になるよ」「私の作文を○○くんが揶揄したんだよ」なんて言っている姿は、想像できませんよね。
このような言葉が多用されている文章を読み解くためには、お子様を「大人の語彙の世界」へと導く必要があります。
そこで気軽に言葉を学べるのが新聞です。子ども向けの新聞ではなく、一般向けの新聞に掲載されているコラムや編集後記だけでも目を通してみましょう。新聞をとっていなければ、新聞社が出しているネットニュース記事を読むのでも構いません。文章自体も短いので大きな負担をかけることなく言葉に触れられます。
たとえば、「オリンピック ニュース」で検索をかけ、ニュースを読んでみると…「回顧」「三羽烏(さんばがらす)」「傑出」「勲章」「金字塔」「とりもなおさず」。お子様にとって、初めて見る言葉もあるのではないでしょうか。

わからない言葉と出合ったとき、読みながら意味を類推することも大切です。その後、辞書を引いて本当の意味を調べてみましょう。ノートなどにまとめて自分なりの「語彙ノート」を作るのも有効です。