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どんぐりころころ

2026.10.05

サピックス小学部 国語科

秋も深まり、お散歩にもよい季節ですね。
公園で地面に落ちているどんぐりを見かけると、ふとあの童謡が頭をよぎります。

「どんぐりころころ どんぶりこ」

今、これを読んでいて「あれ?」となった方もいらっしゃると思うのですが、「どんぐりこ」ではなく「どんぶりこ」なのです。
どんぐりが勢いよく池に落ち、音を立てている様子の擬音語として用いられています。
今の言い方だと「ボチャン」でしょうか。でも、「どんぐり」と「どんぶりこ」の組み合わせの方が韻を踏んでいてリズミカルですね。

『どんぐりころころ』の歌詞は2番まであります。
「どんぐりころころ よろこんで
しばらくいっしょに あそんだが
やっぱりおやまが こいしいと
ないては どじょうを こまらせた」

メロディはかわいらしいのですが、内容としては少し悲しい終わり方のような気もします。
「えっこれで終わり?どんぐりはどうなっちゃうの?」そんな感想を幼いころ持ったものです。

この後の展開についてお子様と一緒に想像をふくらませて、3番を作ってみるのも楽しそうですね。
『どんぐりころころ』の作詞家の青木存義さんは、あえて3番を作らなかったとも言われています。

童謡を聴き、歌うことは美しい日本語にふれるにはとても良い方法です。国語の入試で童謡の歌詞が採用されたこともあります。ぜひ、ご家族で楽しみながら生活の中に取り入れてみてください。