Sサプリメント
「やってみたい!」の育て方
2025.08.04
SAPIX kids事業部
「赤ちゃんのベッドみたい!」「ドラキュラが眠っているところみたいだよ」
「種がいっぱいある!一個ちょうだい」「苦いんだよね」
縦半分に切った本物のピーマンを見たお子様が口々に言いました。
先日の年長生の授業では、実際の野菜や果物を縦切りや横切りにし、断面図を観察しました。
「これ、本物?!」と匂いを嗅いでみたり、「ピザの上にのっていたピーマンは違う形だった!」というお友達の発言から、どう切れば花のような形になるかを考えたり、大盛り上がりでした。
そこで、「先生、なんでピーマンってこれがついているの?」とへたの部分を不思議そうに眺めている子がいました。「大きな木になっているんじゃない?」と想像する子もいます。本当は外に出て、一緒にピーマンがなっているところを見に行けたらいいなと思いながら、話を進めます。
同じように実を食べる植物の中でも、オクラの実のなり方を知った子どもたちからは、毎年驚きの声もあがります。
「今度は横切りにするよ。どこに種があるでしょう?」と切る前の形を見せたこちらからの問いかけに、
「さっき切ったのをもう一回くっつけたら?」と提案し、みんなで話し合うお子様たちの様子を目にした時。
今みんなが育てているのは、【日常の好奇心】だと実感しました。
幼少期から低学年期の学習は特に、【暗記ではない生きた経験や学び】が一番です。
触ってみたい、自分でやってみたいという気持ちは、全てのスタートです。そして発見の積み重ねが、いずれ活用できる知識として繋がります。
「なんで?」「どうして?」を、授業を通して一緒に解決していくことが、大きくなったお子様たちへのプレゼントになると信じています。
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よろしければご覧ください。SAPIXでの学びを一緒に楽しめますと幸いです。
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