Sサプリメント

霜と霜柱と祈・合格
~理科特別動画“こぼれ話”~

2026.01.19

サピックス小学部 理科

霜と霜柱の違いに関する問いは中学入試では頻出です。空気中の水蒸気が直接氷になってできるのが「霜」、地中の水が氷になってできるのが「霜柱」、霜は昇華で、霜柱は凝固によってできるという違いですね。最近は、入試問題でも気体が固体になる状態変化が「凝華(ぎょうか)」と呼ばれることもあるので注意しましょう。

葉っぱにつく霜はとてもきれいで、マクロレンズをつけたスマートフォンで撮影すると結晶の様子をきれいに写すことができるのでおすすめです。ただし、霜は早朝を逃してしまうと、観察するのが難しいのが困ったところです。そんなときは、ぜひ冷凍庫の中をさがしてみましょう。意外なところに霜がついていることを発見できると思います(冷凍庫の開けっ放しには注意しましょう!)。

街中では、霜柱のできやすい土の地面自体を見つけるのも難しくなってきていますが、ザクザクと踏みしめる楽しさには大人でもワクワクします。畑や花壇など、水を含みやすい、フワフワな地面を探してみるといいかもしれません。もし、どうしても見つからない場合は、冷凍庫で霜柱を簡単につくれるので試してみましょう。水で湿らせた土を冷凍庫に入れておくだけなのですが、霜柱は地表面が0℃以下で、土の中は0℃より温度が高くなっていなければいけません(土の中が0℃以下だと土のシャーベットになってしまいます……)。発泡スチロールなどでまわりと底(上以外)を覆っておくとうまく霜柱ができるはずです。

真冬は中学受験の入試期間でもあります。霜が降りる寒い中、朝から試験会場へ向かう受験生の姿を見ると、自然と「がんばれ!」と思わずにはいられません。受験生の皆さんが体調万全で入試に臨めるよう願っています!