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ブルームーン・マイクロムーン~魅力的な月の呼び方~
2026.05.11
サピックス小学部 理科

前回に続き天体の話題をお送りします。今回のテーマは地球から最も近い天体、月です。
理科の授業では月の満ち欠けを扱い、その周期は約29.5日ということを学びます。2月を除くと1か月は30日か31日なので、およそ毎月1回ずつのペースで満月が見られるはずですね。ただし、月の満ち欠けの周期と1か月の長さは一致しませんので、少しずつ満月になる日付がずれていきます。
その結果、5月2日が満月になったとします。では、その次の満月は何月何日でしょうか。なんと5月31日、ひと月の間にもう一度満月が見られるのです。このような満月はブルームーンともいわれます。満月が青く見えるというわけではないのですね。
実はこれが起こるのは今年2026年5月の話なのです!この現象はおよそ3年に1度ぐらいのペースで起こり、1年の満月の回数は12+1回になるわけですね。今年5月31日の月は1年でもっとも小さく見えるため、マイクロムーンとも呼ばれます。
反対に2月は日数が28日(または29日)と日数が少ない月です。ですから2月には満月が見られないことがあります。その場合には1月と3月に2回ずつ満月が見られますよ!次に1月と3月に2回ずつ満月が見られるのは2029年です。
なお、この2029年は、2028年から2029年1月1日になった直後に皆既月食が起こります!また、2029年3月30日の満月は一年で満月が最も大きく見えるスーパームーンでもあります!
これらは正式な天文用語ではありませんが、ちょっと使ってみたくなる面白い表現ですね。こういった余談が天体の学習を面白く感じるきっかけになるかもしれません。
今回は月の満ち欠けの写真を何枚かご用意しました。月齢によって、月にもいろいろな表情があるのでぜひご覧くださいませ!