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物理が苦手~大人と子供のちがい~
2026.08.17
サピックス小学部 理科

打ち上げ花火といえば、夏の風物詩の1つです。各地で花火大会が催されますので、訪れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。打ち上げ花火は目に見えてから間をおいて耳に音が届きます。考えてみると不思議な現象ですね。
中学受験の理科では、光や音について学習します。光と音の速さに関する計算問題を解いてみると、これが不思議な現象から説明のつく物理現象へと変わります。
しかし、光や音をはじめとした物理単元は得意とする子と苦手とする子がはっきりと分かれやすい単元です。苦手としている子の中には内容がさっぱり頭に入ってこない、というケースも少なくありません。
主な原因は、光の進路や音が目に見えないためイメージするのが難しいことにあります。光の進路や音の伝わり方を頭の中だけで考えているうちに混乱し、その状態で計算をして何を計算しているのかが分からなくなる、というパターンが頻繁に見受けられます。大人は目に見えないものでも頭の中で整理して考えることができますが、小学生の場合は目に見えないものを想像力だけで補って考える能力はまだまだ発展途上です。ゆえに不得手なお子様は物理への苦手意識につながってしまうことがしばしば起こりえます。
そのため、作図や書き込みによって物理現象を「可視化」して考えるという学習法が必要になってきます。
これは物理分野の学習において非常に有効な手段です。計算が絡む問題が多い単元ではありますが、うまくいかないときは計算の前に作図や書き込みだけをする時間を取ってみるのがよいでしょう。仕組みを可視化することが計算の意味を理解する助けとなるので、苦手を乗り越えるはじめの一歩として効果的です。
今回は光の屈折、凸レンズ(虫めがね)を通る光について、簡単な実験を動画にしてみましたので、そこで何が起こっているのかを想像してみてください!