Sサプリメント
サピックス小学部 社会科
週ごとのデイリーチェックはできていても、マンスリーテスト等になると思うように得点できないとお悩みの方は少なくないでしょう。短答式の問題で、同じように問われればできるのでしょうが、大きなテストや入試では“覚えたものは、覚えた形では出題されない”ことがほとんどです。一般的なアドバイスはいろいろあるのですが、真面目にコツコツやっているけれど得点につながらない、というお子様から相談をいただいたとき、私はタイトルのように尋ねてみることがあります。真面目に取り組もうとする方ほど、一方通行での暗記になりがちで、たとえば聖徳太子(この人名が妥当かどうかには、今回はふれないことにします)であれば、「推古天皇の政治を助けた人は聖徳太子(A)」「冠位十二階を制定したのは聖徳太子(B)」「十七条の憲法をつくったのは聖徳太子(C)」などなど、同じ人物のはずが4~5パターン別々の“聖徳太子”が存在していたりします。ですので、「たまにでよいので、答えに関係ある問題が3つ作れるか試してみては?」とお勧めすることも多くあります。上記の例であれば、「聖徳太子に関連する問題」を3つ作れますか?ということです。ねらいは縦割りになって暗記されている事項を、1つの根や幹から複数の枝が伸びるような形に整理することで、さまざまな問いに対応できるようにすることです。親子でゲーム感覚で試してみると、ある程度楽しみながら実戦力を養うことにもつながりますので、日々の学習のアクセントに試してみてはいかがでしょうか。