サピックスてんさく教室

詳細(対象学年・実施時期など)

1〜5年生

生徒一人ひとりの個性を大切にしながら、
すべての教科の基本となる「読解力」「記述力」を磨いていきます。

難関中学の入試問題では、考えたことを自分なりにまとめ、論理的に説明する「記述表現力」が必要になります。SAPIXでは1〜5年生で記述添削指導「てんさく教室」を実施し、「記述表現力」の育成に努めています。

1〜3年生

「書くことに慣れ親しむ」

1~3年生の「てんさく教室」では書くことに慣れ親しむための作文指導を行います。添削専門指導員が丁寧に書き方をアドバイスしつつ、その生徒ならではの視点や表現、感じ方を見つけ、共感のコメントを書き加えます。子どもたちは書く楽しさを覚え、さらに相手に伝わる文章の書き方を自然に身につけていきます。

4・5年生

「入試を意識した国語の記述指導」

4・5年生では、デイリーサピックス中の主要問題を「てんさく教室」として授業内で実施していきます。専用の解答用紙に記述解答を書き込んでいきます。添削専門指導員は、主題や問題の理解度など内容面を入念に点検し、添削指導を行います。さらに文章の形式面も細かく添削していきます。

こうして、低学年から高学年まで、子どもたち一人ひとりの考え方や個性を尊重しながら、他者に伝わる論理的な構成の文章を書く力を育成していきます。


「サピックスてんさく教室」では、1年生から3年生を対象に「てんさく教室 書いてみよう!」という作文指導を行っています。

例)3年生「思い出の写真や大切な品物について」
 ぼくが大切にしている品物について書きます。
 ぼくが大切にしている品物は、茶わんです。
 理由は、ゼロ才から使っているからです。茶わんにある米を食べて五十センチぐらいのぼくが、百三十センチい上になりました。さいしょは三キロぐらいだったけど今は、三キロの十倍い上になりました。さいしょは一ぱいだけだったけど今は、二、三ばい食べるようになり、大活やくです。ぼくは、茶わんのおかげで生きることができました。これからも大事に使いたいです。使わない時が来たとき、ぼくのへ屋にあるひみつきちにかざります。
 ぼくは、茶わんのおかげで育つことができたのでありがとうと茶わんにいつか言いたいです。
添削例
 お茶わんが、育ててくれたのですね! 数字を使って、成長ぶりをわかりやすく伝えることができました。
 ひみつ基地には、お気に入りのものを置いておきたいですよね。ものを大切にするすばらしさに気づかせてくれる作文です。