さぴあ 作文コンクール

さぴあ作文コンクール

課題図書

課題図書

中〜高学年向け:「レシピにたくした料理人の夢 -難病で火を使えない少年-
「レシピにたくした料理人の夢-難病で火を使えない少年-」

昇兵は、だんだん体が動かなくなる難病「脊髄小脳変性症」の母に代わり、6歳で台所に立つようになりました。

母の病状に不安を覚えながらも、活発で明るい彼は学校生活を目いっぱい楽しみ、成長していきます。そして、高校生になってからは、料理人になることを夢見るようになります。

ところがある日、彼自身も母と同じ病気に侵されていることが発覚。ショックを受けた昇兵は、高校を退学し、心を閉ざしてしまうのです。

そんな彼が立ち直るきっかけとなったのが母の死でした。病と闘いながらも母が生き抜いたように、自分も生き抜こう。そう考えた彼のよりどころとなったのは、やはり料理でした。徐々に病気が進行していくなか、パンや創作料理のレシピの考案にやりがいを感じていく昇兵。しかしその後も、さまざまなつらい出来事が彼の身に降りかかります。何度も絶望の淵に立たされながら、それでも夢を追い続ける昇兵が、仲間と共に見いだした活路は――?

百瀬しのぶ=文
汐文社=発行
定価=1,512円(税込)
中〜高学年向け:「あかりさん、どこへ行くの?」
「あかりさん、どこへ行くの?」

小学校5年生のタケシは、祖母の「あかりさん」、母、妹のカリンと4人で暮らしています。父親は単身赴任でなかなか家に帰ってくることができません。

ある日、タケシは冷蔵庫の中に赤い靴が入れられているのを見て驚きます。その後も数々の不思議な出来事が起きますが、やがてそれはあかりさんが、認知症という病気になったためにやったことだとわかります。

認知症とは、記憶力や判断力が弱まって、時間や場所、人間関係がわからなくなったりする病気のことです。病状が進むにつれ、それに振り回されるタケシや家族は疲れ切っていってしまいます。

そんなタケシに、2人の友人が手を差し伸べます。2人はタケシの悩みに真剣に耳を傾け、一緒にあかりさんへの接し方について考えてくれました。やがてタケシにも、あかりさんの心に寄り添い、見守る気持ちが芽生えていきます。そしてそれは、あかりさんの行動にも変化をもたらすのです。

近藤尚子=作
江頭路子=絵
フレーベル館=発行
定価=1,404円(税込)
低〜中学年向け:「私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー 一ノ瀬メイ
「私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー 一ノ瀬メイ」

メイは、生まれつき右ひじから先がありません。そんな彼女を両親は、「障害をかくさない」という方針で、何事にも挑戦させて育ててきました。そのおかげでメイは、身の回りのことはもちろん、なわとびや自転車など、いろいろなことができる女の子に成長していきます。

特に水泳は、小学校対抗の水泳大会でリレーのアンカーに選ばれるほどに上達。小学校3年生の夏には、「パラリンピックをめざさへんか?」とパラリンピックの競泳日本代表監督に声を掛けられ、「競泳」に本格的に取り組むことを考え始めます。

世界をめざすようになったメイには、たくさんの出会いが待っていました。さまざまな国の人と触れ合い、刺激を受ける一方で、障害に対する偏見や学校の人間関係に悩むことも…。こうした体験を糧に、パラスイマーとして成長していくメイ。その姿が、わたしたちの「障害」に対する思い込みを変えてくれます。

金治直美=文
学研プラス=発行
定価=1,458円(税込)

応募要項

今年度の受付は終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございます。

審査員

サピックス小学部国語科、さぴあ編集部ほか

結果発表

「さぴあ」11月号(予定)誌上および、当ホームページ、校舎掲示ポスターにて掲載いたします。なお、受賞者全員の氏名ならびに優秀作品を掲載いたしますので、あらかじめご了承ください。

賞と賞品

(各作品ごとに)大賞1名、優秀賞3名、さぴあ賞10名
受賞者には賞状および賞品・記念品をご用意しています。また、応募者全員に参加賞を贈呈いたします。

表彰式

2017年11月12日(日)開催予定

保護者の皆さまへ

21回目を迎えた「さぴあ作文コンクール」

「感じてほしい、考えてほしい」をテーマに開催してきました「さぴあ作文コンクール」も、今回で21回目を迎えることができました。これもひとえに皆さまにご理解・ご協力いただいたおかげと心より感謝しております。

このコンクールは子どもたちに読書を通じて、 いろいろなものの見方や考え方に触れ、自分の世界を広げてもらうとともに、感じたことや考えたことを自分のことばで表現する楽しさも味わってもらうことを狙いとして実施しております。また、現実の社会にはさまざまな問題があり、そのなかで苦しんだり傷ついたりしている人たちがいることにも目を向けてほしいという願いもあります。

第1回の課題図書『地雷ではなく花をください』では、対人地雷の問題について考えてもらいました。それ以来、「さぴあ作文コンクール」の課題図書には、紛争や貧困のなかでも、また障害や難病を抱えながらも希望を失わずに強く生きようとする子どもたちの姿を描いた本などを選んでいますが、子どもたちは本の内容や関連する事柄について、自分なりに精いっぱい考えたうえで、いろいろな切り口から自由に作文を書いてくれています。おかげさまで、現在では毎年恒例のイベントとなり、応募作品もたくさん寄せられています。寄せられる作文は、子どもたち一人ひとりが真剣にテーマと向き合い、一生懸命に自分の考えをまとめてくれたことがよく伝わってくる作品ばかりで、審査員一同、驚きとうれしさを覚えつつ読ませていただいています。

今回、21回目の開催をするに当たり、一人でも多くのお子さまに作品を応募していただけるよう、お願い申し上げます。

この「作文コンクール」がお子さまにとって、社会に目を向け、社会とどうかかわっていくのかを考える良いきっかけとなれば幸いです。

SAPIX小学部

さぴあ作文コンクールのあゆみ

「さぴあ作文コンクール」は、今回で21回目を迎えました。これまでの課題図書をご紹介いたします。

これまでの課題図書

第1回 「地雷ではなく花をください」 柳瀬房子=文
葉祥明=絵
第2回

「トットちゃんとトットちゃんたち」

黒柳徹子=著
第3回

「五体不満足」

乙武洋匡=作
第4回

「盲導犬のんのんのかたみ」

志茂田景樹=作
第5回

「いのちのあさがおコウスケくんのおくりもの

綾野まさる=作
松本恭子=画
第6回

「こぞうのパウのものがたり」全3巻

木村裕一=作
あべ弘士=絵
第7回

「電池が切れるまで子ども病院からのメッセージ

すずらんの会=編
第8回

「わたしの体ぜんぶだいすき」「これがぼくらの五体満足」

先天性四股障害児父母の会=編著
第9回

「山古志村のマリと三匹の子犬」

桑原真二・大野一興=著
ikko=絵

「震度7新潟中越地震を忘れない

松岡達英=著・絵
第10回

「子ギツネヘレンがのこしたもの」

竹田津実=著
第11回

「たからものはランドセルいっしょにすごした12年

野里寿子=作
第12回

現代の偉人伝 誠と勇気伏してぞ止まん ぼく、宮本警部です」

山口秀範=文
竹中俊裕=絵
第13回

「としょかんライオン」

ミシェル・ヌードセン=作
ケビン・ホークス=絵
福本友美子=訳

「声をなくした紙しばい屋さん」

関朝之=作
吉川聡子=絵
第14回

「ピンクのチビチョーク」

新藤悦子=作
西巻 茅子=絵

「命の教室動物管理センターからのメッセージ

池田まき子=作
第15回

「はじめてのゆうき」

そうまこうへい=作
タムラフキコ=絵

「氷の海を追ってきたクロ」

井上こみち=文 
ミヤハラヨウコ=絵
第16回

「おまじないのてがみ」

赤羽じゅんこ=作
石井勉=絵

「クッキーとコースケ―犬と走る日―

さとうまきこ=作
牧野鈴子=絵
第17回

「かいじゅうの さがしもの」

富安陽子=作
あおきひろえ=絵

「夜明けの落語」

みうらかれん=作
大島妙子=絵

(いのち)のバトン津波(つなみ)を生きぬいた奇跡(きせき)の牛の物語(ものがたり)

堀米薫=文
第18回

「くつかくしたの、だあれ?」

山本悦子=作
大島妙子=絵

「きみの町で」

重松清=著
ミロコマチコ=絵
第19回

「絵本 いのちをいただくみいちゃんがお肉になる日

坂本義喜=原案
内田美智子=作
魚戸おさむとゆかいななかまたち=絵

「コケシちゃん」

佐藤まどか=作
木村いこ=絵
第20回

『勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語

梯 久美子=文

『テオの「ありがとう」ノート』

クロディーヌ・ル・グイック=プリエト=著
坂田 雪子=訳
第21回

「私が今日も、泳ぐ理由パラスイマー 一ノ瀬メイ

金治直美=文

「あかりさん、どこへ行くの?」

近藤尚子=作
江頭路子=絵

「レシピにたくした料理人の夢-難病で火を使えない少年-

百瀬しのぶ=文

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