さぴあ 作文コンクール

第24回さぴあ作文コンクール

低学年向け課題図書…『しあわせなハリネズミ』|高学年向け課題図書…『夏に降る雪』

課題図書

低学年向け課題図書:「しあわせなハリネズミ」
「しあわせなハリネズミ」

独りでも平気なハリネズミが
友だちに出会って変わっていく

低学年向けの課題図書は、『しあわせなハリネズミ』です。主人公は、森で暮らしているハリネズミです。

ハリネズミは、背中の鋭いハリで自分の身を守れるので、独りでも平気です。そして、考えたことをそのまま口にしてしまい、相手を泣かせたり怒らせたりするので、友だちがなかなかできません。でも、ハリネズミは「ちっとも、さみしくなんかない」と考えています。

ある日、ハリネズミはもぐらに出会います。もぐらは「友だちにならないかい?」と誘いますが、ハリネズミは断ってしまいます。

でも、もぐらが作ったどろだんごと、ハリネズミの刺しゅうを交換したことをきっかけに、二人は何度か話をするようになります。そのうちに、ハリネズミの考え方は少しずつ変わっていきました。ハリネズミが話す相手も、少しずつ増えていきます。

友だちが増えるにしたがって、うれしいことも増えましたが、がっかりすることも出てきました。嫌なことばかりが続いたある日、ハリネズミは悲しくて、泣きそうになります。

そんなとき、もぐらがやって来て、しょんぼりしているハリネズミに話しかけます。ハリネズミは、もぐらのことばに何を感じるのでしょうか。

藤野恵美=作
小沢さかえ=絵
講談社=発行
定価=1,350円(税別)
高学年向け課題図書:「夏に降る雪」
「夏に降る雪」

戦時中を描く演劇に参加し
自分を見つめ直す

高学年向けの課題図書は、『夏に降る雪』です。小学6年生の大河は、人見知りで、目立つことが苦手な男の子。お父さんが失業してしまったため、東京からお母さんの実家がある佐世保に引っ越してきました。なかなか仕事が見つからないお父さんの代わりに、お母さんはパン屋で働き始めます。

クラスの雰囲気になじめず、毎日を暗い気持ちで過ごしていた大河。ある日、お母さんの勧めで、夏に開催される演劇のオーディションを受ける羽目になります。オーディションには、クラスのお調子者の隼人や、女子の間で浮いてしまっている翼も参加。子どもたちは全員合格し、大河もしぶしぶ演劇に出演することになりました。

演劇の舞台は、第二次世界大戦中の佐世保です。学校の裏山に防空壕を掘っていた小学生たちの実話が、台本のもとになっています。

劇団を主宰するマキさんは、演劇の主役に、なぜかおとなしい大河と翼の2人を選びます。「ぼくにはむり」と逃げ腰だった大河ですが、翼が真面目に取り組む姿に触れたり、おばあちゃんやひいじいちゃん、お母さんに励まされたりして、少しずつやる気を出していきます。同時に、子どもたちの関係も変わっていき、お互いの事情や個性を理解するようになっていくのです。

演劇への取り組みを通じて、「今を生きる自分たちにできることは何か」考え始める大河。ついに本番の日を迎え、大勢の人の前に立ちます。果たして、大河たちの舞台は成功するのでしょうか。

あんずゆき=作
佐藤真紀子=絵
フレーベル館=発行
定価=1,400円(税別)

応募要項

今年度の受付は終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございます。
  • 学年に関係なく、両方の課題図書に応募しても構いません。
  • 対象学年は、あくまで目安としてお考えください。2冊とも読みやすい内容となっており、全学年の生徒を対象としていますが、わからないことばなどは、保護者の方に聞いたり、あるいは一緒に読んだりしてもよいと思います。
  • 課題図書はサピックス小学部の各校舎で6月17日(水)より販売予定です(在庫がなくなり次第販売終了となります)。
  • 応募の詳細について今後変更がある場合は、当ホームページにてお知らせいたします。
テーマ 課題図書を読んで、感じたこと、考えたこと
字数 B4原稿用紙(400字詰め)2枚程度
参加資格 小学1~6年生
作品の提出方法と締め切り 2020年9月12日(土)までに各校舎の受付に提出していただくか、下記の「さぴあ作文コンクール係」まで郵送してください(9月12日消印有効)。
  • ※2作品応募される場合、応募受付用紙はそれぞれに必要となります。
送付先 〒151ー0053
東京都渋谷区代々木1−27−1「さぴあ作文コンクール係」まで
  • ※必ず、氏名・所属・学年・住所・電話番号・課題図書・作文の題名など必要事項を応募受付用紙に記入し、応募作品と一緒に左肩をホチキスで留めて、提出してください。
  • 応募受付用紙・原稿用紙を表示するには無償配布のAdobe Readerが必要になります。
    Adobe Readerのダウンロードはこちら

審査員

サピックス小学部国語科、さぴあ編集部ほか

結果発表

「さぴあ」誌上および、当ホームページ、校舎掲示ポスターにて掲載いたします。なお、受賞者全員の氏名ならびに優秀作品を掲載いたしますので、あらかじめご了承ください。

賞と賞品

(各作品ごとに)大賞1名、優秀賞3名、さぴあ賞11名
受賞者には賞状および賞品・記念品をご用意しています。また、応募者全員に参加賞を贈呈いたします。

表彰式

2020年11月15日(日)開催予定

保護者の皆さまへ

24回目を迎えた「さぴあ作文コンクール」

「感じてほしい、考えてほしい」をテーマに開催してきました「さぴあ作文コンクール」も、今回で24回目を迎えることができました。これもひとえに皆さまにご理解・ご協力いただいたおかげと心より感謝しております。

このコンクールは子どもたちに読書を通じて、 いろいろなものの見方や考え方に触れ、自分の世界を広げてもらうとともに、感じたことや考えたことを自分のことばで表現する楽しさも味わってもらうことを狙いとして実施しております。また、現実の社会にはさまざまな問題があり、そのなかで苦しんだり傷ついたりしている人たちがいることにも目を向けてほしいという願いもあります。

第1回の課題図書『地雷ではなく花をください』では、対人地雷の問題について考えてもらいました。それ以来、「さぴあ作文コンクール」の課題図書には、紛争や貧困のなかでも、また障害や難病を抱えながらも希望を失わずに強く生きようとする子どもたちの姿を描いた本などを選んでいますが、子どもたちは本の内容や関連する事柄について、自分なりに精いっぱい考えたうえで、いろいろな切り口から自由に作文を書いてくれています。おかげさまで、現在では毎年恒例のイベントとなり、応募作品もたくさん寄せられています。寄せられる作文は、子どもたち一人ひとりが真剣にテーマと向き合い、一生懸命に自分の考えをまとめてくれたことがよく伝わってくる作品ばかりで、審査員一同、驚きとうれしさを覚えつつ読ませていただいています。

今回、24回目の開催をするに当たり、一人でも多くのお子さまに作品を応募していただけるよう、お願い申し上げます。

この「作文コンクール」がお子さまにとって、社会に目を向け、社会とどうかかわっていくのかを考える良いきっかけとなれば幸いです。

SAPIX小学部

さぴあ作文コンクールのあゆみ

「さぴあ作文コンクール」は、今回で24回目を迎えました。これまでの課題図書をご紹介いたします。

これまでの課題図書

第1回 「地雷ではなく花をください」 柳瀬房子=文
葉祥明=絵
第2回

「トットちゃんとトットちゃんたち」

黒柳徹子=著
第3回

「五体不満足」

乙武洋匡=著
第4回

「盲導犬のんのんのかたみ」

志茂田景樹=作
第5回

「いのちのあさがおコウスケくんのおくりもの

綾野まさる=作
松本恭子=画
第6回

「こぞうのパウのものがたり」全3巻

木村裕一=作
あべ弘士=絵
第7回

「電池が切れるまで子ども病院からのメッセージ

すずらんの会=編
第8回

「わたしの体ぜんぶだいすき」「これがぼくらの五体満足」

先天性四肢障害児父母の会=編著
第9回

「山古志村のマリと三匹の子犬」

桑原眞二・大野一興=著
ikko=絵

「震度7新潟県中越地震を忘れない

松岡達英=文・絵
第10回

「子ぎつねヘレンがのこしたもの」

竹田津実=著
第11回

「たからものはランドセルいっしょにすごした12年

野里寿子=作
第12回

現代の偉人伝 誠と勇気伏してぞ止まん ぼく、宮本警部です」

山口秀範=文
竹中俊裕=絵
第13回

「としょかんライオン」

ミシェル・ヌードセン=作
ケビン・ホークス=絵
福本友美子=訳

「声をなくした紙しばい屋さん」

関朝之=作
吉川聡子=絵
第14回

「ピンクのチビチョーク」

新藤悦子=作
西巻 茅子=絵

「命の教室動物管理センターからのメッセージ

池田まき子=著
第15回

「はじめてのゆうき」

そうまこうへい=作
タムラフキコ=絵

「氷の海を追ってきたクロ」

井上こみち=文 
ミヤハラヨウコ=絵
第16回

「おまじないのてがみ」

赤羽じゅんこ=作
石井勉=絵

「クッキーとコースケ―犬と走る日―

さとうまきこ=作
牧野鈴子=絵
第17回

「かいじゅうの さがしもの」

富安陽子=作
あおきひろえ=絵

「夜明けの落語」

みうらかれん=作
大島妙子=絵

「命のバトン津波を生きぬいた奇跡の牛の物語

堀米薫=文
第18回

「くつかくしたの、だあれ?」

山本悦子=作
大島妙子=絵

「きみの町で」

重松清=著
ミロコマチコ=絵
第19回

「絵本 いのちをいただくみいちゃんがお肉になる日

坂本義喜=原案
内田美智子=作
魚戸おさむとゆかいななかまたち=絵

「コケシちゃん」

佐藤まどか=作
木村いこ=絵
第20回

「勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語

梯久美子=文

「テオの「ありがとう」ノート」

クロディーヌ・ル・グイック=プリエト=著
坂田雪子=訳
第21回

「私が今日も、泳ぐ理由パラスイマー 一ノ瀬メイ

金治直美=文

「あかりさん、どこへ行くの?」

近藤尚子=作
江頭路子=絵

「レシピにたくした料理人の夢-難病で火を使えない少年-

百瀬しのぶ=文
第22回

「ともだちのときちゃん」

岩瀬成子=作
植田真=絵

「まっすぐな地平線」

森島いずみ=著
はぎのたえこ=絵
第23回

「どこどこ山はどこにある」

おおぎやなぎちか=作
松田奈那子=絵

「いいたいことがあります!」

魚住直子=作
西村ツチカ=絵
第24回

「しあわせなハリネズミ」

藤野恵美=作
小沢さかえ=絵

「夏に降る雪」

あんずゆき=作
佐藤真紀子=絵

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0120-3759-50
(日曜・祝日をのぞく)