さぴあ 作文コンクール

第25回さぴあ作文コンクール

低学年向け課題図書…『しあわせなハリネズミ』|高学年向け課題図書…『夏に降る雪』

課題図書

低学年向け課題図書:「ココロ屋 つむぎのなやみ」
「しあわせなハリネズミ」

ココロを入れ替えるお店で
「意地悪なココロ」を注文

低学年向けの課題図書は『ココロ屋 つむぎのなやみ』です。主人公のつむぎは、小学3年生の女の子。ちかこというクラスメートに悩まされています。

ちかこは、生活班のグループ分けのとき、つむぎが反対するのもお構いなしに、仲良しの女子をつむぎの班から自分の班に呼び寄せました。そのせいで、生活班で女子はつむぎ1人になってしまいました。またあるときには、ちかこがつむぎには声を掛けずに、みんなを誘って子ネコを見に行ってしまいました。

落ち込むつむぎに、ひろきという男の子が『ココロ屋』という不思議なお店のことを教えてくれました。『ココロ屋』は、ココロを入れ替えたいと思ったときにどこからともなく現れ、望みをかなえてくれる店だというのです。

ある日、ちかこの行動に我慢できなくなったつむぎは、『ココロ屋』を呼び寄せ、意地悪をする子に負けない「意地悪なココロ」を入れてもらいます。

すると、つむぎはちかこに負けなくなります。意地悪がうまくいくと、すっきりいい気分になります。でも、意地悪が何度か成功するうちに、意地悪なココロはどんどん調子に乗り始め、つむぎには抑えられなくなっていきました。

困ったつむぎは、意地悪なココロを返そうと、『ココロ屋』を探します。つむぎは、次はどんなココロに入れ替えたいと望むのでしょうか。そして、いつもと違う様子のつむぎに、周りの友だちはどんなことばを掛けるのでしょうか。

梨屋アリエ=作
菅野由貴子=絵
文研出版=発行
定価=1,430円(税込)
高学年向け課題図書:「星明かり」
「夏に降る雪」

すばる」という名前の由来を求めて
母のふるさとへ向かう

高学年向けの課題図書は『星明かり』です。上杉昴は、小学6年生の女の子。「昴」という名前のせいで、いつも男の子と間違われ、はやてという星好きの男子にからかわれることもあって、うんざりしています。どうしてこんな男の子みたいな名前が自分につけられたのか、昴にはわかりません。

卒業を控えた冬休みに、『ぼくの・わたしの十二年間の歩み』というテーマの宿題が出されます。「自分のことなんて、知らないほうが幸せかも」。昴がそう思ってしまうのには、訳があります。昴の本当のお母さんは、昴を産んだときに亡くなっていて、今、家にいるのは、育ての母である聡子さんなのです。妹の花野かのは、聡子さんが産んだ子どもです。

お父さんと聡子さんと花野は本当の家族で、自分だけ異質な存在。聡子さんのことは嫌いじゃないけれど、最近、聡子さんや花野を見ていると、なぜかいらいらする。昴はそんなふうに考えてしまう自分に戸惑っています。

自分の名前の由来や生まれたころのことを聞ける相手がいない。そう思った昴は、ある日、聡子さんと花野に八つ当たりしてしまいました。そんな昴を見かねて、お父さんと聡子さんは、昴に本当のお母さんのふるさとに行くことを勧めます。

昴が向かった本当のお母さんのふるさとは、長野県南部にある、星がとてもきれいに見える村でした。その村で昴はさまざまな人と出会い、少しずつお母さんの生前の様子や自分が生まれたころのことを知っていきます。果たして「昴」という名前に込められたお母さんの思いは伝わるのでしょうか。

熊谷千世子=作
宮尾和孝=絵
文研出版=発行
定価=1,540円(税込)

応募要項

今年度の受付は終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございます。
  • 学年に関係なく、両方の課題図書に応募しても構いません。
  • 対象学年は、あくまで目安としてお考えください。2冊とも読みやすい内容となっており、全学年の生徒を対象としていますが、すべての漢字にふりがなが付いているわけではありませんので、読めない漢字や、わからないことばなどは、保護者の方に聞いたり、あるいは一緒に読んだりしてもよいと思います。
  • 課題図書はサピックス小学部の各校舎で、5月下旬より販売を開始する予定です(在庫がなくなり次第販売終了となります)。
  • 応募の詳細に関して今後変更がある場合は、サピックス小学部ホームページにてお知らせいたします。
テーマ 課題図書を読んで、感じたこと、考えたこと
字数 B4原稿用紙(400字詰め)2枚程度
参加資格 小学1~6年生
作品の提出方法と締め切り 2021年9月11日(土)までに各校舎の受付に提出していただくか、下記の「さぴあ作文コンクール係」まで郵送してください(9月11日消印有効)。
  • ※2作品応募される場合、応募受付用紙はそれぞれに必要となります。
送付先 〒151ー0053
東京都渋谷区代々木1−27−1「さぴあ作文コンクール係」まで
  • ※必ず、氏名・所属・学年・住所・電話番号・課題図書・作文の題名など必要事項を応募受付用紙に記入し、応募作品と一緒に左肩をホチキスで留めて、提出してください。
  • 応募受付用紙・原稿用紙を表示するには無償配布のAdobe Readerが必要になります。
    Adobe Readerのダウンロードはこちら
 

審査員

サピックス小学部国語科、さぴあ編集部ほか

結果発表

「さぴあ」11月号(予定)誌上および、当ホームページ、校舎掲示ポスター、優秀作品集等にて掲載いたします。なお、受賞者全員の氏名ならびに優秀作品を掲載いたしますので、あらかじめご了承ください。

賞と賞品

(各作品ごとに)大賞1名、優秀賞3名、さぴあ賞11名
受賞者には賞状および賞品・記念品をご用意しています。また、応募者全員に参加賞を贈呈いたします。

表彰式

2021年11月14日(日)開催予定

保護者の皆さまへ

25回目を迎えた「さぴあ作文コンクール」

「感じてほしい、考えてほしい」をテーマに開催してきました「さぴあ作文コンクール」も、今回で25回目を迎えることができました。これもひとえに皆さまにご理解・ご協力いただいたおかげと心より感謝しております。

このコンクールは子どもたちに読書を通じて、 いろいろなものの見方や考え方に触れ、自分の世界を広げてもらうとともに、感じたことや考えたことを自分のことばで表現する楽しさも味わってもらうことを狙いとして実施しております。また、現実の社会にはさまざまな問題があり、そのなかで苦しんだり傷ついたりしている人たちがいることにも目を向けてほしいという願いもあります。

第1回の課題図書『地雷ではなく花をください』では、対人地雷の問題について考えてもらいました。それ以来、「さぴあ作文コンクール」の課題図書には、紛争や貧困のなかでも、また障害や難病を抱えながらも希望を失わずに強く生きようとする子どもたちの姿を描いた本などを選んでいますが、子どもたちは本の内容や関連する事柄について、自分なりに精いっぱい考えたうえで、いろいろな切り口から自由に作文を書いてくれています。おかげさまで、現在では毎年恒例のイベントとなり、応募作品もたくさん寄せられています。寄せられる作文は、子どもたち一人ひとりが真剣にテーマと向き合い、一生懸命に自分の考えをまとめてくれたことがよく伝わってくる作品ばかりで、審査員一同、驚きとうれしさを覚えつつ読ませていただいています。

今回、25回目の開催をするに当たり、一人でも多くのお子さまに作品を応募していただけるよう、お願い申し上げます。

この「作文コンクール」がお子さまにとって、社会に目を向け、社会とどうかかわっていくのかを考える良いきっかけとなれば幸いです。

SAPIX小学部

さぴあ作文コンクールのあゆみ

「さぴあ作文コンクール」は、今回で25回目を迎えました。これまでの課題図書をご紹介いたします。

これまでの課題図書

第1回 「地雷ではなく花をください」 柳瀬房子=文
葉祥明=絵
第2回

「トットちゃんとトットちゃんたち」

黒柳徹子=著
第3回

「五体不満足」

乙武洋匡=著
第4回

「盲導犬のんのんのかたみ」

志茂田景樹=作
第5回

「いのちのあさがおコウスケくんのおくりもの

綾野まさる=作
松本恭子=画
第6回

「こぞうのパウのものがたり」全3巻

木村裕一=作
あべ弘士=絵
第7回

「電池が切れるまで子ども病院からのメッセージ

すずらんの会=編
第8回

「わたしの体ぜんぶだいすき」「これがぼくらの五体満足」

先天性四肢障害児父母の会=編著
第9回

「山古志村のマリと三匹の子犬」

桑原眞二・大野一興=著
ikko=絵

「震度7新潟県中越地震を忘れない

松岡達英=文・絵
第10回

「子ぎつねヘレンがのこしたもの」

竹田津実=著
第11回

「たからものはランドセルいっしょにすごした12年

野里寿子=作
第12回

現代の偉人伝 誠と勇気伏してぞ止まん ぼく、宮本警部です」

山口秀範=文
竹中俊裕=絵
第13回

「としょかんライオン」

ミシェル・ヌードセン=作
ケビン・ホークス=絵
福本友美子=訳

「声をなくした紙しばい屋さん」

関朝之=作
吉川聡子=絵
第14回

「ピンクのチビチョーク」

新藤悦子=作
西巻 茅子=絵

「命の教室動物管理センターからのメッセージ

池田まき子=著
第15回

「はじめてのゆうき」

そうまこうへい=作
タムラフキコ=絵

「氷の海を追ってきたクロ」

井上こみち=文 
ミヤハラヨウコ=絵
第16回

「おまじないのてがみ」

赤羽じゅんこ=作
石井勉=絵

「クッキーとコースケ―犬と走る日―

さとうまきこ=作
牧野鈴子=絵
第17回

「かいじゅうの さがしもの」

富安陽子=作
あおきひろえ=絵

「夜明けの落語」

みうらかれん=作
大島妙子=絵

「命のバトン津波を生きぬいた奇跡の牛の物語

堀米薫=文
第18回

「くつかくしたの、だあれ?」

山本悦子=作
大島妙子=絵

「きみの町で」

重松清=著
ミロコマチコ=絵
第19回

「絵本 いのちをいただくみいちゃんがお肉になる日

坂本義喜=原案
内田美智子=作
魚戸おさむとゆかいななかまたち=絵

「コケシちゃん」

佐藤まどか=作
木村いこ=絵
第20回

「勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語

梯久美子=文

「テオの「ありがとう」ノート」

クロディーヌ・ル・グイック=プリエト=著
坂田雪子=訳
第21回

「私が今日も、泳ぐ理由パラスイマー 一ノ瀬メイ

金治直美=文

「あかりさん、どこへ行くの?」

近藤尚子=作
江頭路子=絵

「レシピにたくした料理人の夢-難病で火を使えない少年-

百瀬しのぶ=文
第22回

「ともだちのときちゃん」

岩瀬成子=作
植田真=絵

「まっすぐな地平線」

森島いずみ=著
はぎのたえこ=絵
第23回

「どこどこ山はどこにある」

おおぎやなぎちか=作
松田奈那子=絵

「いいたいことがあります!」

魚住直子=作
西村ツチカ=絵
第24回

「しあわせなハリネズミ」

藤野恵美=作
小沢さかえ=絵

「夏に降る雪」

あんずゆき=作
佐藤真紀子=絵
第25回

「ココロ屋 つむぎのなやみ」

梨屋アリエ=作
菅野由貴子=絵

「星明かり」

熊谷千世子=作
宮尾和孝=絵

各種お申し込み


フリーダイヤル
0120-3759-50
(日曜・祝日をのぞく)