サピックスカレンダー

サピックスカレンダー 2022年6月

サピックスカレンダー(2022年6月)

日本初の銀行が誕生した日

近代的な通貨・金融制度を確立するために、1872年に制定された国立銀行条例により、1873年のこの日、日本初の近代的な銀行として第一国立銀行(後の第一勧業銀行、現在のみずほ銀行)が設立されました。この場合の「国立」とは、国営という意味ではなく、「国の条例に基づき制定された」ということです。設立したのは、2024年から発行される新しい1万円札の肖像になる渋沢栄一です。

日記の日

ユダヤ人の少女アンネ・フランクが書き、後に「アンネの日記」として世界中の人々に読まれるようになった日記の最初の日付が、1942年のこの日です。アンネはナチスの迫害から逃れるために、母国ドイツから、オランダのアムステルダムの隠れ家に移り住みます。日記は、この隠れ家に移り住む直前から、ナチスの秘密警察に逮捕される3日前(1944年8月1日)までの約2年間にわたって、架空の親友への手紙という形式で書かれています。

元号の日

645年のこの日、日本で初の元号「大化たいか」が定められました。以来、650年2月15日に「白雉はくち」と改元されるまでのおよそ5年間を大化といいます。明治時代以降は一世一元(天皇一代につき一つの元号を用いる制度)となりましたが、江戸時代までは、自然災害・飢饉・疫病・戦争などの「やく」を払うといった理由でたびたび元号が改められました。平安時代(794~1192年)の約400年間には90回も改元が行われ、一つの元号は平均4~5年しか用いられませんでした。ちなみに、最も長く用いられた元号は「昭和」。その期間は、1926年12月25日から1989年1月7日までの約62年間です。

貿易記念日

1859年の6月28日、江戸幕府はアメリカ、イギリス、フランス、オランダ、ロシアの5か国との間に締結した修好通商条約に基づき、横浜・長崎・箱館(現在の函館)の各港で自由貿易を許可する布告を出しました。このことを記念して、1963年、通商産業省(現在の経済産業省)が、輸出入の重要性について認識を深める日として、この日を「貿易記念日」に制定しました。

サピックスカレンダー 2022年5月

サピックスカレンダー(2022年5月)

「令和」が始まる

2019年5月1日、元号が「平成」から「令和」に変わりました。『万葉集』を由来とする「令和」には、「人々が美しく心を寄せ合うなかで、文化が生まれ育つ」という意味が込められています。「平成」までの元号のうち、出典が明らかなものはすべて中国の古典に由来しており、日本の古典から引用されるのは初めてのことです。なお、手話では、「令和」を花のつぼみが咲くようにゆっくりと右手の指を開く動作で表します。

国際看護師の日

1965年、イギリスの看護師であるフローレンス・ナイチンゲールの功績を称え、国際看護師協会が彼女の誕生日であるこの日を「国際看護師の日」と制定しました。ナイチンゲールは、1854年に勃発したクリミア戦争に看護師として従軍。負傷兵を看護する環境が極めて不衛生であることに着目し、改善に尽力しました。その結果、病院内の衛生が保たれ、感染症が減り、一時は42%だった死亡率が5%まで低下。そうした功績から、ナイチンゲールは「クリミアの天使」とも呼ばれました。日本では、1990年、厚生労働省がこの日を「看護の日」と定め、この日を含む週の日曜日から土曜日までは「看護週間」とされています。

百人一首の日

1235年のこの日、『小倉百人一首』が完成しました。『小倉百人一首』の編纂者である鎌倉時代の歌人・藤原定家の日記『明月記』に、宇都宮頼綱の京都の小倉山荘の障子に貼るために、飛鳥時代から鎌倉時代の特に優れた歌を選んだと記されています。100首のうち最も多いのは43首を占める恋の歌。季節では秋の歌が16首で最多です。文学作品として楽しむほか、現代では「競技かるた」としても親しまれています。

エベレスト初登頂

1953年のこの日の11時30分(現地時間)、ヒマラヤ山脈にある世界最高峰のエベレスト(チベット名:チョモランマ)に、英国登山隊のニュージーランド人エドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイの2人が、世界で初めての登頂に成功しました。なお、シェルパとは、 ヒマラヤ山脈登山の支援を主な仕事としているネパールの高地民族のことです。ちなみに、日本人としては1970年5月11日に、登山家の松浦輝夫氏と植村直己氏が初めて登頂に成功しました。植村氏は同じ年の8月に北米最高峰のマッキンリー(現在は「デナリ」と名称変更)の登頂にも成功。世界初の五大陸最高峰登頂者となりました。