サピックスカレンダー

サピックスカレンダー 2021年5月

サピックスカレンダー(2021年5月)

「令和」が始まる

2019年5月1日、元号が「平成」から「令和」に変わりました。『万葉集』を由来とする「令和」には、「人々が美しく心を寄せ合うなかで、文化が生まれ育つ」という意味が込められています。「平成」までの元号のうち、出典が明らかなものはすべて中国の古典に由来しており、日本の古典から引用されるのは初めてのことです。なお、手話では、花のつぼみが開くようにゆっくりと右手の指を開く動作で表します。

八十八夜

季節の変わり目を表す日本独自のことばである「雑節」の一つ。二十四節気において春の始まりとされる立春から数えて88日目。このころから霜が降りなくなり、童謡『茶摘み』でも知られるように、茶摘みや稲の種まきに適した時期とされています。例年は5月2日ですが、2021年は立春がずれたため、5月1日になりました。

国際生物多様性の日

地球の生態系は、多種多様な生物が支え合うことによって、そのバランスが保たれていますが、人間による乱獲や自然破壊により、絶滅に追い込まれる生物は多く、多様性が失われ、生態系も崩れつつあります。この日は、生物多様性保全の大切さ、多様性を失うことの恐ろしさを考える日として、国連が制定した国際デーの一つです。

百人一首の日

1235年のこの日、『小倉百人一首』が完成しました。『小倉百人一首』の編纂者である鎌倉時代の歌人・藤原定家の日記『明月記』に、宇都宮頼綱の京都の小倉山荘の障子に貼るために、飛鳥時代から鎌倉時代の特に優れた歌を選んだと記されています。100首のうち最も多いのは、43首を占める恋の歌。季節では秋の歌が16首で最多です。文学作品として楽しむほか、現代では「競技かるた」としても親しまれています。

サピックスカレンダー 2021年4月

サピックスカレンダー(2021年4月)

世界保健機関が設立(世界保健デー)

「WHO」ということばは、新型コロナウイルス感染症のニュースの中で、よく耳にしたのではないでしょうか。1948年のこの日、世界保健機関(WHO)が設立されました。国際連合の専門機関の一つで、本部はスイスのジュネーブにあります。その目的は、すべての人々が可能なかぎり最高の健康水準に到達することです。そのために、感染症の対策、国際的な保健に関する条約の提案と勧告を行っているほか、食品・生物製剤・医薬品などに関する国際基準も策定。保健衛生に関する問題に対し、さまざまな政策的支援や技術協力をしています。

人類初の有人宇宙飛行

1961年のこの日、宇宙船ボストーク1号に乗った旧ソ連(現在のロシアなど)のユーリ・ガガーリンが、人類初の有人宇宙飛行に成功しました。地球の周りを秒速約8kmで飛行し、約1時間48分で地球を1周しました。宇宙から地球を眺め、地球に帰還したガガーリンは、「地球は青かった」ということばを残しました。

東京大学創立記念日

1877年のこの日、東京開成学校と東京医学校が統合し、日本で初めての近代的な大学である「東京大学」が誕生しました。その象徴の一つが、本郷キャンパスの校門である「赤門」。国の重要文化財にも指定されていますが、耐震性能が低いと診断されたため、現在一時的に閉鎖されており、耐震工事の実施が検討されています。

地図の日

1800年4月19日、伊能忠敬の率いる測量隊が、蝦夷地(現在の北海道)に向かうため、江戸を出発しました。忠敬はもともと下総(現在の千葉県)の商人でしたが、50歳のとき、天文学や暦学を学ぶために江戸へ。幕府の天文学者・高橋至時の弟子になりました。忠敬が地図作りに用いた測量方法は、一定の歩幅で歩いてその距離と方角を調べるという、非常に地道なもので、彼は17年間で、地球1周分に当たる約4万kmを歩いたといわれています。忠敬は地図の完成を目前にして亡くなりましたが、残された弟子たちの手によって、今からちょうど200年前の1821年7月、日本で初めての日本全土の実測地図である『大日本沿海輿地全図』が完成し、江戸城大広間で披露されました。